国産木材の魅力発信拠点MOCTION設計デザイン・運営
東京都
企画背景
国産木材の利用をもっと多くの方に
近年多く発生している豪雨災害に対しての土砂災害防止機能や、地球温暖化防止など、森林の有する機能が重要視されている。こうした森林の公益的機能を発揮させるためには、伐採・利用・植栽・保育といった森林の循環が不可欠である。東京都は、森林循環を促すため国産木材の需要創出に力を入れており、特に都市部における国産木材の活用促進に向け、オフィスの木質化などの周知・啓発をする場を設けられないか検討されていた。
プロジェクトの目的・目標
東京から日本全国へ
全国各地域と連携しながら、国産木材の利活用のための情報発信をすることで、国産木材の活用を促進し、全国の森林循環に繋げていく。
実施内容
体感・体験していただける場に
国産木材の魅力を発信する拠点として、建築家の隈研吾氏を館長に迎え、「MOCTION」を新宿に開設。「都市と森の関係」をコンセプトに、設計、展示プロデュースを建築家・宮崎晃吉氏と共に提案した。
館内にはオフィス木質化を訴求するためコンセプト家具を展示スペースに設け、体験の場として来館者がコワーキングスペースとしても利用できるようにした。また、国産木材活用の全国連携を訴求するスペースの一部を各自治体が利用できる仕様にした。
今後は定期的にセミナーや企画展を開催し、国産木材の魅力を全国に発信し続ける予定である。
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