未来をつむぐエネルギー TOKYO GAS GROUP

WOOD COLLECTION 2022「JAPAN ReWOOD」

公益財団法人 東京都農林水産振興財団

企画背景

「ウッドショック」を好機と捉え、国産木材復興を願う

コロナ禍の在宅ワーク増加に伴い、リフォームや郊外の新規住宅購入が増加。木材需要の高まりやロシアのウクライナ侵攻による供給不足などを背景に、木材の価格が高騰し続けている。
木材価格の高騰は、「オイルショック」になぞらえて「ウッドショック」と呼ばれ、世界で深刻な問題となっている。
東京都から委託された公益財団法人 東京都農林水産振興財団は、こうした背景を「国産木材の復興に繋がる好機」と捉え、国産木材の流通促進を目的とした展示商談会の開催を検討。
「国産木材の魅力発信拠点 MOCTION」の運営を委託されている当社は展示商談会の企画・運営を行った。

プロジェクトの目的・目標

新たな繋がりを全国の木材業界へ

国産木材の認知拡大と利用の促進を目的に展示商談会を実施。
有識者講演により、木材業界の最新の動向や理解を促進する。
各自治体・企業が取り組む、国産木材利活用の最新のプロダクトの訴求。
都と全国の自治体が一丸となって国産木材復興に取り組むため、木材業界に新たな繋がりを創出することを目指した。

実施内容

豊富な木材の知見を活かした独自の提案

展示商談会の名称は、国産木材復興への想いを込めた「JAPAN ReWOOD」に決定。キービジュアルは、木材と木材をつなぐ用途である「千切り」をモチーフにした。小池百合子都知事が参加したオープニングセレモニーでは、巨大な「千切り」をはめ込むことで自治体と産業界、事業者様と来場者様をつなぐ演出をした。
また、期間中はセミナーを計6回実施、ターゲットの興味関心を引くテーマや注目の登壇者を設定した。「国産木材の魅力発信拠点 MOCTION」で定期的に開催している「MOCTIONセミナー」を出張形態で開催し、生収録を実施。加えて、林業業界で人気のラジオ番組「ちょうどいい材木ラジオ」の公開収録も行うことで展示会を盛り上げた。
来場者の導線や展示の視認性に配慮したレイアウトによって、ブース間の回遊、商談機会の創出を図った。
会場の受付カウンターやセミナー登壇席には、当社家具プロダクトの「CARBON STOCK FURNITURE※」を使用。東京の木 多摩産材を多く使用したデザインが国産木材の流通促進を図るイベントを象徴し、注目を集めた。

※森林の木々が二酸化炭素を吸収し木材になっても炭素として固定し続ける性質に着目。都市の中にできるだけ多くの炭素を貯蔵し、大気中の炭素を増やさないようにすることを目的とした家具。

結果・効果

短期間で展示会を成功へ導く

全国から70を超える木材事業者が出展。
プレスリリースや木材利活用に関連する企業従事者に向けた広告配信やDM送信を実施し、来場促進を図ることで、3日間で延べ1,474名が来場。各セミナーは予約時点でほぼ満員で、参加者からも好評の声をいただいた。
また、通常に比べて短い準備期間でイベントを成功に導いたことに対して、公益財団法人 東京都農林水産振興財団から感謝のお言葉をいただいた。

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3つの分野

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トータルプロモーション

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